2024/10/21
玄関からリビングが見える間取りは、開放感があって素敵ですよね。
でも、同時に「リビングが見えてしまうのはちょっと」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、玄関からリビングが見える間取りのメリットとデメリットを解説します。
さらに、気になるデメリットに対する対策方法や、おしゃれな間取りの実例も紹介します。
目次
玄関からリビングが見える間取りって実際どう?
玄関からリビングが見える間取りは、開放感や広々とした空間を実現できる一方で、プライバシー面での懸念も持ち合わせています。
間取りを決める上で、メリットとデメリットをしっかりと理解することが重要です。
そこで、ここでは玄関からリビングが見える間取りのメリットとデメリットを解説していきます。
1: メリット
玄関からリビングが見える間取りには、下記のようなメリットがあります。
・開放感がある
玄関からリビングが見える間取りは、廊下がない分、空間全体が広く感じられます。
開放感あふれる空間は、家族みんなが気持ちよく過ごせるでしょう。
・採光が良好
廊下がないことで、光がリビングまで届きやすくなります。
リビングが明るく、開放的な空間になるでしょう。
・風通しがよい
廊下がないため、玄関からリビングまで風が通り抜けやすくなります。
風通しの良い空間は、快適な生活を送る上で重要です。
・空間の有効活用
廊下をなくすことで、その分リビングやその他の部屋を広くできます。
限られたスペースを有効活用することで、より快適な住空間を実現できます。
・インテリアコーディネートしやすい
リビングと玄関が一体になっているため、インテリアコーディネートがしやすいのもメリットです。
リビングと玄関のインテリアを統一することで、より洗練された空間を作れます。
2: デメリット
玄関からリビングが見える間取りには、下記のようなデメリットもあります。
・プライバシーの確保が難しい
玄関からリビングが見えるため、来客時にリビングの様子が丸見えになってしまいます。
プライバシーを確保するためには、対策が必要になります。
・生活感が丸見えになる
リビングに置かれた物や家族の様子が、玄関から丸見えになってしまいます。
生活感を隠す工夫が必要になります。
・音が響きやすい
廊下がないため、リビングの音は玄関まで聞こえやすくなります。
特に、家族がテレビを見ている時や、子供が遊んでいる時は、音が響いてしまう可能性があります。
・掃除が大変
リビングと玄関が一体になっているため、掃除が大変になります。
特に、玄関からリビングにかけての床の掃除は、頻繁に行う必要があります。
・家具の配置が難しい
リビングと玄関が一体になっているため、家具の配置が難しい場合があります。
家具の配置によって、空間の広さや使い勝手が大きく変わります。
玄関からリビングが見える場合の5つの対策方法
玄関からリビングが見える間取りのデメリットを解消するためには、いくつかの対策方法があります。
ここでは、具体的な対策方法を5つ紹介します。
1: パーテーションで仕切る
玄関とリビングの間にパーテーションを設置することで、視線を遮れます。
パーテーションには、様々な素材やデザインのものがあるので、インテリアに合わせて選べます。
2: スライド式の扉を設置する
玄関とリビングの間にスライド式の扉を設置することで、必要な時にだけリビングを仕切れます。
扉を閉めればプライバシーを確保できますし、開ければ開放的な空間になります。
3: 間仕切り収納を活用する
収納付きの間仕切りを使うことで、リビングと玄関を仕切りながら収納スペースも確保できます。
収納スペースを活用することで、リビングをスッキリと片付けられます。
4: 家具で仕切る
ソファやシェルフなどの家具を配置することで、視線を遮れます。
家具の配置によって、空間の雰囲気も大きく変わります。
5: 玄関周りの装飾で気をそらす
玄関周りを、おしゃれなインテリアやグリーンで飾ることで、視線をリビングからそらせます。
玄関周りを魅力的にすることで、来客の視線もそちらに集まります。
まとめ
玄関からリビングが見える間取りは、開放感や広々とした空間を実現できる一方で、プライバシー面での懸念も持ち合わせています。
間取りを決める際は、メリットとデメリットをしっかりと理解し、自分のライフスタイルに合った間取りを選ぶことが大切です。