2024/09/09

週末は家族や友人とバーベキューを楽しみたい、そんなあなたは、庭付きの家に住んでいるかもしれません。
せっかくの庭があるなら、おしゃれで快適な空間でバーベキューを満喫したいですよね。

しかし、中庭でバーベキューをするには、どんな広さが必要なのか、どんな種類があるのか、どんな点に注意すればいいのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、中庭でバーベキューを楽しむための庭の広さや種類、必要な設備について解説していきます。

□バーベキューができる中庭の広さと種類

中庭でバーベキューを楽しむためには、どれくらいの広さが必要なのでしょうか。
また、どのような種類があるのでしょうか。

＊バーベキューに必要な広さ

中庭の広さは、テーブルと椅子などの家具を置くことを考えると、最低でも5～6畳は必要です。
バーベキューをする人数や、同時に使用したい設備にもよりますが、ゆったりとくつろぎたい場合は、さらに広めのスペースを確保しましょう。

＊用途別の種類

中庭は、その用途によってさまざまな種類があります。

1:リラックススペース
椅子と小さなテーブルを置いて、読書やお茶を楽しむなど、静かに過ごしたい場合は、それほど広さは必要ありません。

2:緑を楽しむ空間
植物を観賞したり、家庭菜園を楽しんだりする場合は、光が十分に差し込むように、ある程度の広さを確保しましょう。

3:バーベキューを楽しむ空間
友人や家族とバーベキューを楽しむ場合は、テーブルや椅子、コンロなどを置くスペースに加えて、移動するためのスペースも必要です。

4:子どもが遊ぶスペース
子どもが安全に遊べるように、十分な広さと安全対策が必要です。

5:ペットの遊び場
ペットが自由に走り回れるように、広さと安全対策を考慮しましょう。

＊中庭の種類とメリット・デメリット

中庭のある住宅は、主に以下の3つのタイプに分けられます。
それぞれのメリットとデメリットを比較検討して、ご自宅に最適なタイプを選びましょう。

1:ロの字型
四方を壁で囲まれた中庭です。
プライバシーが確保され、外の視線を気にせず過ごせるというメリットがあります。
一方で、採光を確保するために窓を大きく取る必要があるため、雨漏り対策や、隣接する部屋への移動距離が長くなるというデメリットも考えられます。

2:コの字型
3方を壁で囲み、1方を開放した中庭です。
開放感があり、家庭菜園などにも適しています。
しかし、プライバシーの確保には工夫が必要です。

3:L字型
2方を壁で囲んだ中庭です。
ロの字型やコの字型に比べて自由度が高く、広さも確保しやすいというメリットがあります。
一方、プライバシーの確保が難しいというデメリットもあります。

□バーベキューを楽しむための庭づくりのポイント

中庭で安全に快適なバーベキューを楽しむためには、広さやレイアウト以外にも、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

1:地面の素材

バーベキューをする際は、コンロやテーブル・椅子が安定していないと危険です。
地面の素材は、平らで滑りにくいものを選びましょう。

・コンクリート：平らで丈夫なため、安定感があり、水洗いもできるので後片付けが簡単です。

・タイル：水洗いができ、熱にも強いので、バーベキューに最適です。
モダンな雰囲気の庭づくりにもおすすめです。

・レンガ：水洗いができ、熱に強い耐火レンガもおすすめです。
落ち着いた雰囲気の庭づくりに最適です。

2:目隠し

外からの視線を気にせずバーベキューを楽しむためには、フェンスや塀、庭木などの目隠しとなるエクステリアを設置しましょう。

・フェンス：さまざまな素材やデザインがあり、目隠し効果とデザイン性を両立できます。

・塀：高い目隠し効果が得られますが、圧迫感が出ないように注意が必要です。

・庭木：生垣など、自然な目隠し効果が得られます。

3:日除け対策

日差しが強い日でも快適にバーベキューを楽しむためには、日除け対策が必要です。

・シェード：簡単に設置でき、日差しを遮るのに最適です。

・タープ：広範囲の日除けに最適です。

・テラス屋根：雨の日でもバーベキューを楽しめるように、屋根を設置しましょう。

4:水栓柱

準備や後片付けをスムーズに行うためには、庭に水栓柱を設置しましょう。
食材や調理器具を洗うだけでなく、火災発生時にも素早く消火できます。

5:収納

バーベキューコンロやテーブル、椅子など、さまざまなバーベキューグッズを収納できる物置があると便利です。

□まとめ

中庭でバーベキューを楽しむためには、広さや種類、そして庭づくりのポイントを考慮することが大切です。
この記事では、バーベキューに必要な広さや用途別の種類、そして地面の素材、目隠し、日除け、水栓柱、収納など、5つのポイントを紹介しました。
これらのポイントを参考に、自分にとって理想の中庭を設計し、安全で快適なバーベキューを実現しましょう。