TOP2024/04/17
注文住宅を建てる際、多くの人が直面する課題の1つが収納スペースの計画です。
ただ多ければ良いわけではなく、実用的で快適な住空間をどう実現するかが問われます。
そこで本記事では、収納計画の基本原則と生活スタイルに合わせた収納スペースの最適化方法について、ご紹介します。
多すぎにも少なすぎにもならないよう、計画していきましょう。
目次
□注文住宅収納の基本！多すぎも少なすぎも避ける！
注文住宅における収納スペースの計画では、量より質が重要です。
過剰な収納スペースが逆に生活空間を圧迫し、使い勝手の悪いデッドスペースを生み出してしまうこともあります。
収納スペースを計画する上での3つの基本原則を確認しましょう。
1:収納は「使うものを使う場所に」
収納の基本原則は、「使うものを使う場所に収納する」ことにあります。
例えば、キッチンとパントリーの関係性を見直し、日常的に使用するアイテムは手の届く場所に配置することが重要です。
掃除用具やベビーカーなど、日常生活で頻繁に使うアイテムの収納場所も、使い勝手を考えた配置が求められます。
2:デッドスペースを作らない
使われない収納はただのデッドスペースです。
何に使うかを決めずに、収納を作ってしまうと、無駄なスぺースが多すぎると後悔することも。
収納スペースを設ける際は、家族のライフスタイルや趣味、使用頻度を考慮して本当に必要な収納かどうかを見極めることが大切です。
3:収納計画の柔軟性
家族構成やライフスタイルは時間とともに変化します。
将来的な変化も見越して、収納スペースを計画する柔軟性も重要なポイントです。
□注文住宅で人気の収納間取りアイデアとその活用法！
近年のライフスタイルの多様化に伴い、注文住宅の収納間取りも変化しています。
ここでは、現代の家づくりにおける人気の収納間取りアイデアを4つ紹介し、それらを生活スタイルに合わせて最適に活用する方法を解説します。
1:シューズクローク
玄関と土間続きのシューズクロークは、収納力の高さと多様なアイテムの収納可能性で人気です。
靴だけでなく、遊具やスポーツ用品もスッキリ収納できます。
2:小屋裏収納
屋根裏のデッドスペースを活用した小屋裏収納は、床面積を圧迫せずに収納力を高められます。
居住スペースとのバランスを保ちやすい、便利な収納です。
3:パントリー
キッチンの効率を高めるパントリーは、食材や調理器具の収納に適しており、キッチンのレイアウトや広さに応じた設置が可能です。
4:ファミリークローゼット
家族全員の衣類を一か所で管理できるファミリークローゼットは、洗濯動線を効率化するためにも、ランドリールームとの連携が鍵となります。
□まとめ
注文住宅における収納スペースの計画は、使い勝手を重視した上で、生活スタイルに合わせた最適な収納を考えることが重要です。
本記事で紹介した基本原則と収納間取りアイデアを参考に、多すぎる収納スペースが生活空間を圧迫することなく、実用的で快適な住空間の実現を目指しましょう。
