2023/11/07
注文住宅では、色々なことを検討しているうちにコストが上がってしまいます。
しかし、予算は決まっているためなるべく節約したいですよね。
そこで、今回は注文住宅での節約ポイントやランニングコストについてご紹介します。
注文住宅をご検討中の方、必見です。
目次
□注文住宅での節約ポイント
注文住宅は、クオリティを下げずとも少しの工夫でコストを下げられます。
ここでは、節約できるポイントについてご紹介します。
1.仕切りをなくして部屋数を減らす
間仕切りをなくして部屋数を減らすと、壁やドア分の建材費を抑えられます。
特に、小さいお子様がいる場合はLDKの間仕切りを無くしワンフロアに近い形にすることで、家の隅々まで目が届くようになるためおすすめです。
しかし、間仕切りを後から設置する場合、費用がかかるため必要な部分をしっかりと検討するようにしましょう。
2.建物の形をシンプルにする
家の形を四角に近い、シンプルな箱形にするとコストを抑えられます。
また、二階建ての場合、総二階建てにすると壁の表面積が小さいため、材料費・工事費を節約できます。
シンプルな形は光熱費の節約にも繋がり、メンテナンスもしやすいためおすすめです。
3.水回りを一箇所にまとめる
キッチン、洗面所、トイレ、お風呂などの水回りは近い位置にまとめることで、給排水菅を共有でき節約につながります。
特に、お風呂、キッチン、洗面所は給湯器から近い場所に設置するとガス代が抑えられ、ランニングコストの面でも優れています。
4.収納をまとめる
各部屋にクローゼットを作ると意外にも費用がかかりますが、大きなウォークインクローゼットを一つ用意すると、コストを抑えられます。
靴の収納やキッチンの収納も同じように、一つにまとめるとコストの節約に繋がるため検討してみましょう。
□ランニングコストにも注目
家を建てる際の費用を抑えることも大切ですが、住み始めてからかかる費用のことも考慮するようにしましょう。
*省エネ効果の高い家
自然条件を活用したバックデザインを取り入れたり、窓の大きさや素材を意識したりすることで省エネ効果が期待できるのです。
設置の際に多少費用がかかっても、生活してみると風通しが良かったり、日差しがしっかり入ったりする方が暖房や冷房の費用を抑えられ、結果的に安く住めることがあります。
このように、冷房や暖房効率を上げる構造にすることで、省エネにつながり費用も抑えられます。
天窓や断熱性能のある窓を有効に活用し、省エネ効果の高い家を目指しましょう。
*耐久性を高く、メンテナンスをしやすくする
家のランニングコストとして考えておきたいのが、メンテナンスの費用です。
長く住めば住むほど、必ず修繕やリフォームなどのメンテナンスが必要になってきます。
そこで、耐久性や耐震性の高い家づくりが重要なのです。
また、壁材や屋根材はメンテナンスしやすい素材を選ぶことも大切です。
メンテナンスの手間や費用を意識して、家づくりの際に安いだけでなく、使い勝手の良さも考慮して決めるようにしましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅での節約ポイントやランニングコストについてご紹介しました。
家づくりの際は、色々な工夫でコストを節約できますが、家に住み始めた後のランニングコストにも意識して、コストカットする部分としない部分を見極めることが大切です。
さまざまな角度から検討し、自分の理想の家を建てましょう。