2023/11/02
新築やリフォームを考えている人の中には、床材選びに悩む方が多いでしょう。
特に、後悔したくないと考えている人にとって、床材の選び方やデメリットを知ることは非常に重要です。
そこで今回は、各床材の特徴とそれに伴う後悔のポイント、さらに床材選びを失敗しないポイントを紹介します。
□注文住宅の床材選びで後悔しないためのポイント
*無垢フローリング(木質フローリング)
無垢フローリングは高級フローリングの代名詞として知られ、吸湿効果や音響効果などの特徴を持っています。
手触りやデザイン性も高く、一般住宅だけでなく、幼稚園やヨガ施設、カフェや高級レストランなど、多くの場所で使用されています。
しかし、自然の造形物である木材を使用しているため、湿度や水分による床材のあばれや、水拭きなどのメンテナンスのしづらさ、表面のキズつきやすさなどがデメリットと言えます。
また、重たい家具を置いた際の凹みや、一度施工すると床材変更のために取り外すのが難しい点も後悔する場合があります。
*塩ビタイル
塩ビタイルは耐水性に優れ、施工のしやすさやデザインの豊富さから人気があります。
その素材はPVCで弾力性を持つため、高い耐久性は持たないものの、柔らかさを持つという施工上の長所があります。
しかし、床暖房や直射日光での伸縮や、重い家具などで凹み、クッションフロアほどではないが摩耗に弱くキズがつくというデメリットは考慮しておきましょう。
*クッションフロア
クッションフロアは価格帯が手頃で施工が容易なため、リフォーム案件での人気が高いです。
その一方で、その安さゆえに、耐久性やデザイン性はやや劣ると言えます。
デメリットとしては、家具などの跡や落下時の傷が残りやすい点や、使用による摩耗が早いため、全体的に安っぽく感じる点が上げられます。
□実際に体感することで失敗しない床材選び
床材選びのコツとして、ショールームなどで実際に床材を体感することが非常に重要です。カラーシミュレーションや小さなサンプルなどはありますが、質感や色味は大きな面積で見て触れて体感しないとわからないため、実際に靴を脱いで素足で触れるのがおすすめです。
ショールームを歩いてみると、床材によっては跳ね返りが強かったり、柔らかさがあったりとさまざまです。
床材を選ぶ際は、ぜひ実際に靴を脱いで素足で触れてみてください。
さらに、自分の理想の部屋の雰囲気に適した床材であるかどうかも、実際に目で見て確認すると良いでしょう。
□まとめ
床材選びは、新築やリフォームを考えている人にとって非常に重要なポイントです。
各床材の特徴や後悔するポイントを理解し、実際に体感することで、後悔しない選び方を実践ます。
今回の情報を参考に、理想的な床材選びをしてください。
床材の選び方は、後悔しないための大切なステップとなりますので、しっかりと情報を収集し、最適な選択を行いましょう。