2023/10/31
スペースが限られた家だと、玄関ホールや廊下を最小限に抑えることも考えられますよね。
その際、玄関とリビングを一体化させる方法があります。
そこで今回は、リビングと玄関を一体化させるメリットや間取りの実例をご紹介します。
玄関とリビングを一体化させた間取りが気になっている方、必見です。
目次
□リビングと玄関を一体化するメリット
1.玄関ホールが不要
一般的な戸建住宅では、玄関ホールが1〜3畳ほどあります。
しかし、このスペースをなくすことで、LDKを大きくできるメリットがあります。
リビングが1〜3畳広くなるだけで、かなり雰囲気が変わりゆったりとした空間になるのです。
また、リビングだけでなく、玄関ホール分を他のスペースにあてることも可能なため、自分の好みに合わせてスペースをとると良いでしょう。
2.明るく開放的
玄関とリビングの仕切りの壁がなくなると、玄関が明るくなり開放感がでるメリットがあります。
スペースに限りがあり、玄関が狭くなってしまう場合は、リビングと一体化させることで圧迫感を軽減でき、広く見せられるのです。
また、玄関とリビングの仕切り分の壁や建具が入らないため、費用を抑えることにも繋がります。
3.荷物を運び入れやすい
リビングと玄関を一体化することで、荷物を運ぶ動線がスムーズになるメリットもあります。例えば、たくさん買い物をして両手が塞がっていても、ドアを開ける手間が省けるためより簡単に運び入れられます。
また、小さいお子様を抱いたまま出かけるときや、お子様が成長したあとは玄関での様子を見やすいのも大きなメリットになるでしょう。
□リビングと玄関を一体化させた間取りの実例
1.リビングの明るさを生かした玄関
リビングの正面に玄関があり、テレビボードを活用し仕切りの役割を果たしているスタイルです。
玄関の照明は間接照明にし、リビングにある大きな窓からの光で明るくなる構造です。
テレビボードによって丸見えにはならず、プライバシーの守られた空間になっています。
2.LDKの一角のコンパクトな玄関
この間取りは、LDKの一角に小さく玄関土間が設けられているスタイルです。
リビング・ダイニング・玄関を全て同じモルタルで仕上げているため、統一感のある空間になっています。
また、玄関からすぐにキッチンに行ける間取りのため、食材を運び入れるのも大変簡単です。
3.玄関とリビングが一体化した間取り
このスタイルは、L字型の土間玄関がリビングまで続いており、緩やかに繋がった空間です。
この場合も同様に、リビングとの間をテレビボードを活用し目隠しすることで、空間を分けられプライバシーが分けられる間取りになっています。
また、玄関に壁一面のシューズボックスが設置されているため、リビングの収納として活用することが可能です。
□まとめ
今回は、リビングと玄関を一体化させるメリットや間取りの実例をご紹介しました。
リビングと玄関を一体化することで玄関の圧迫感を軽減でき、開放感のある空間を作れるのです。
さらに、リビングの家具を一部活用することで、丸見えになることを避けられプライバシーを守れるのも大きなポイントです。
玄関とリビングを一体化させた間取りを取り入れたい方は、ぜひ当社にご相談ください。