2023/10/30
家族を持つ人々や新しい家を建てることを考えている人々へ。
家を建てる時は、デザインや機能性、収納力など考慮したいポイントは多くありますが、掃除の手間が少ない家も魅力的ですよね。
そこで今回は、掃除が楽な家のメリットや、掃除の手間を減らすための効果的な家の設計や設備の選び方を紹介します。
目次
□掃除が楽な家のメリット
1.家事の効率化
掃除のしやすさを優先して家を建てると、日々の掃除や手入れにかかる手間と時間を削減できます。
これにより、家事がラクになります。
家事の効率化は、家族の時間を有意義に過ごすための大きなメリットです。
2.メンテナンスコストの削減
掃除が楽な家では、耐久性の高い素材が多く使用されている傾向にあります。
耐久性が高く、劣化スピードが遅いため掃除が楽になり、メンテナンスコストも下げられます。
工事を伴うようなメンテナンスが必要になることも少ないため、かなり大きくコストを削減できる可能性もあります。
3.清潔な環境の維持
掃除しやすい家を設計することで空間が汚れにくくなり、清潔な環境を保てます。
これにより、積極的に人を呼びたくなったり、いつまでも大切に住みたい家として愛着を持てます。
清潔な環境は、家族の健康を守るための大切な要素となります。
□掃除が楽な家を実現するポイントとは?
1.壁や床の段差をなくす
段差があるとほこりがたまりやすく、掃除機もかけづらくなります。
さらに、リビング横の畳スペースを小上がりにするなどのデザイン性にこだわった場合も、掃除がしづらくなってしまうため、段差はなるべくなくしておきましょう。
また、お掃除ロボットを使用する方には、特に段差をなくすことをおすすめします。
段差をなくすことで、家の中をスムーズに移動することができ、特に高齢者や子供にとっても安全な環境を提供できます。
2.水回りの床をクッションフロア・フロアタイルにする
LDKを無垢床にすると、キッチンでの油はねや水はねが気になる可能性があります。
そこで、クッションフロアやフロアタイルなどのビニール素材の床材を選ぶと、耐水性があるため、お手入れがしやすくなります。
また、クッションフロアやフロアタイルは、デザインのバリエーションも豊富で、おしゃれな空間を演出することも可能です。
3.照明にはダウンライトを採用する
ダウンライトは天井に埋め込まれているため、照明にほこりが溜まることがありません。
反対に、シーリングライトは照明自体にほこりが溜まってしまうため、掃除が大変です。
さらにダウンライトを採用することで、部屋の雰囲気もより洗練され、モダンな印象を持たせられます。
4.コンセントの位置は具体的な生活をイメージして考える
具体的な生活をイメージして、「ここにあれば…」という場所にコンセントを設置することで、掃除のしやすさや日々の暮らしやすさがアップします。
特に、コード有りの掃除機を使用する方は、コードの長さを考慮して家中を掃除機で掃除できるようにするのが重要です。
また、家電製品の配置や家族の生活スタイルに合わせて、コンセントの位置を最適化することで、生活の利便性を高めることができます。
□まとめ
今回は、掃除が楽な家のメリットと、掃除が楽ないエスクリのポイントを紹介しました。
掃除が楽な家を設計することで、日常の家事の効率化やメンテナンスコストの削減などのメリットが得られます。
また、清潔な環境の維持や家に愛着を持つことも可能です。
掃除が楽な家を実現するためのポイントとして、壁や床の段差をなくすことや、水回りの床の選び方などが挙げられます。これらのポイントを取り入れることで、日常の掃除の手間を大幅に削減できます。
家を建てる際の設計や設備の選び方について、これらのポイントを参考にして、快適な生活空間を手に入れましょう。