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無垢床のメンテナンス方法とは? 日常の手入れとトラブル対処法を解説

無垢材の床は、その自然な風合いや経年変化によって、時とともに味わいを深めていきます。
温かみのある感触や木の香りは、日々の暮らしを豊かにしてくれるでしょう。
しかし、その美しさを長く保つためには、素材の特性を理解した上で、適切なメンテナンスを行うことが大切です。
無垢床ならではの魅力を最大限に引き出し、長く愛用するための手入れ方法と、万が一の際の対処法を見ていきましょう。

無垢床のメンテナンス方法とは

日常的な掃除と乾拭き

無垢床の日常的なお手入れは、まず乾いた雑巾やフローリングワイパー(ドライタイプ)を使って、表面のホコリや髪の毛を取り除くことから始めます。
掃除機を使用する際は、床材を傷つけないよう優しくかけるのがポイントです。
床板と床板の隙間に溜まったゴミは、つまようじなどでかき出し、掃除機で吸い取ると効果的です。
湿気の多い時期は板が膨張して隙間が狭まるため、乾燥しやすい時期や冬場など、板が収縮して隙間が広がるタイミングで掃除をすると、よりきれいにゴミを取り除けます。
水拭きは、無垢材が水分を吸い込みやすい性質を持つため、基本的には避けるか、固く絞った雑巾で素早く拭く程度に留めましょう。
ホコリを吸着しやすい薬剤が含まれた化学モップなども、油シミの原因になることがあるため注意が必要です。

塗装ごとの手入れの違い

無垢床の手入れ方法は、施されている塗装の種類によって異なります。
大きく分けて、浸透系の自然塗装(オイル塗装)と、表面に膜を作るコーティング系のウレタン塗装、そして何も塗装がされていない無塗装の状態があります。

自然塗装(オイル塗装)は、木の質感を活かしつつ、油分が水分や汚れを弾きやすく、傷も比較的目立ちにくいのが特徴です。
日常は乾拭きで十分ですが、定期的なワックス塗布で保護効果を高めるのがおすすめです。

ウレタン塗装は、表面に硬い膜ができるため耐水性や耐摩耗性に優れ、汚れが付きにくいのがメリットです。
日常の手入れは乾拭きでよく、基本的にはワックスを塗る必要はありません。
ただし、表面に傷が付くと目立ちやすい傾向があります。

無塗装の状態は、木の質感をそのまま楽しめますが、水分や汚れが染み込みやすく、一度付くと落としにくいというデメリットがあります。
そのため、無垢材をフローリングとして使用する場合は、必ず何らかの塗装を施すことが推奨されています。

定期的なワックス塗布

無垢床の美しさを保ち、保護効果を高めるためには、定期的なワックス塗布が有効です。
特に自然塗装(オイル塗装)を施した床には、半年から1年に一度を目安にワックスを塗り直すことで、撥水効果が回復し、汚れが付きにくくなるとともに、表面につやが出てきます。
ワックスを塗る際は、塗りすぎるとベタつきや黒ずみの原因になるため、薄く均一に塗り広げ、表面に刷り込むように拭き取るのがコツです。
ワックスを選ぶ際は、使用している塗料と同じメーカーの専用品を選ぶことが大切です。
ウレタン塗装の場合は、ワックスを塗る必要がないか、製品によってはムラになることもあるため、メーカーの指示を確認しましょう。

無垢床のトラブルにどう対応するか

頑固な汚れやシミを落とす

ソースや油、ケチャップなどの頑固な汚れが付いてしまった場合は、まず素早く拭き取ることが重要です。
油っぽい汚れには、中性洗剤を薄めたものを固く絞った雑巾で拭き取ると効果的です。
水性ペンやクレヨンなどは、ベンジンを布につけて手早く拭き取ることで落ちる場合があります。
油性ペンで書かれてしまった場合は、消しゴムで消せることもありますが、難しい場合はベンジンを使用したり、サンドペーパーで表面を軽く削ることで対処できることもあります。
ただし、酸性やアルカリ性の強い洗剤は、無垢材を傷めたりシミの原因になったりすることがあるため避けましょう。

傷や凹みを自分で直す

無垢床に付いた浅い傷や凹みは、ご自身で修復できる場合が多くあります。
凹んでしまった部分に少量の水を垂らすか、水を含ませて固く絞った布を当て、しばらく置いてから、その上からアイロンを短時間(5~10秒程度)当てる方法があります。
水分によって木材が膨張し、凹みが目立たなくなることがあります。
この方法は、無塗装やオイル塗装の床に有効ですが、ウレタン塗装の場合は塗膜が剥がれる可能性があるため、専門業者への相談をおすすめします。

床板の反りや変形に対応する

無垢材は、湿度の変化によって一時的に反りや変形が生じることがありますが、多くの場合、時間とともに元の状態に戻ります。
すぐに日常生活に支障が出るほどの反りや割れでなければ、しばらく様子を見るのが良いでしょう。
もし、ガタつきが気になる、足に引っかかるなど、日常生活に影響がある場合は、サンドペーパーや電動サンダーを使って表面を削り、平らにすることで調整できます。
ただし、これは床材の表面を削るため、ある程度の専門知識や手間が必要となります。

まとめ

無垢床はその自然な質感と、時とともに深まる味わいが魅力ですが、その美しさを維持するには適切なメンテナンスが欠かせません。
日頃からホコリを払い、乾拭きを基本とした掃除を心がけましょう。
床材の塗装に合わせて、自然塗装の場合は定期的なワックス塗布で保護効果を高め、ウレタン塗装の場合はその特性に合わせた手入れを行います。
頑固な汚れや傷、凹み、反りといったトラブルが発生した場合も、原因を理解し、素材に合った方法で対処することで、ご自身で改善できることも少なくありません。
日々の丁寧な手入れと、時々のメンテナンスによって、無垢床との暮らしはより豊かで長続きするものになるでしょう。

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